こんにちワンツー(‘ω’)!
みなさん「引越」って好きですか?僕は大嫌いです(‘ω’)
物件候補選び、内覧、不動産会社とのやりとり、運送会社とのやりとり、予算繰り、保証人のお願い、引越スケジュール調整、後片付け、新居の環境作りなどなど…なんだか全てのスキルをためされているようで、本当にストレス。
僕は引越という動き自体、これまで結構やってきましたが未だに慣れてないです。「部屋探し」ってネットで物件を眺めている分にはいいのですが (これは好き)、いざ動くとなるとスムーズに行かないことのほうが多くて面倒ですよね。
etc.
いや、ほんと気持ち分かります。
実は、数ヶ月前に部屋を出なきゃいけなくなってしまい、引越をしたのですが (前の部屋から歩いて3分くらいのところなので近距離ですが) これがまあ面倒で。そんなこともあり、引越が決まってから「理想の部屋探しってどうしたらいいんだろう」と思い悩んでいました。
結果、僕は「理想の部屋」に巡り合えました(‘ω’)!新しく入居した部屋はあまりに居心地がよく、かなり満足しています!以前の部屋も嫌いなわけではなかったのですが、本当にそいつ (?) には申し訳ないくらい未練は全くありません!今の自分の部屋がこんなに好きって胸張って言えること、自己満足ですが結構嬉しかったりします!
そんな僕の体験談から「理想の部屋探し」のコツについてまとめてみました!お部屋探し難民のみなさまの助けになれば幸いです!
目次
普通借家契約?定期借家契約?
「え?なにそれ?」とあまりよく分からない方、多いと思います。僕自身もそうでした。これ、実は部屋探し・賃貸契約においてめちゃめちゃ大事だったりします。似て非なるものなんです。
実は僕が以前借りていた部屋は後者の「定期借家契約」というものでした。契約書内容をしっかりと読んでいなかったせいで「普通も定期も同じようなもんでしょ。」と思っており (今まで定期借家契約物件に住んだことがなかった) 借主側のデメリットなど内容をイマイチわからずサインしていたという失態をおかしてしまいました。
部屋も割と気に入っていたので、ずっと「長く住みたい」と思っていたのですが、残念ながら「定期借家契約」だったため契約は満了・再契約なしという結果になり、継続して住み続けること出来なかったのです。
一度は「再契約」出来たのですが (更新だと思っていたけれど) 、当然のように次の2年間も更に住めると思っていたのに、期間満了半年ほど前に突然「契約満了日までに出ていってね。もう更新はありませーん」という書面通知がきたのです。隣の部屋の住人の人と話す機会があったのでお互いに「えええ…!どうしよー出ていかなきゃ」となりました。
しかし契約は契約。実はオーナーさんが「もう賃貸として部屋は貸さない、これからは民泊に使う」ということで、部屋の使用目的を賃貸→民泊施設にシフトしたようで。おそらくそういうことも先々に見据えて、予め「定期借家契約」を設定していたのだと思います。それ知ってたら別のとこ借りてたのにー!と自分を恥じました。
トータル3年半住んだ部屋ですが、期間満了が来る前に「もう出る時期が決まっているし、契約満了のタイミングで良い部屋があるか分からないし…出てやる!」と思い引越を決意。
定期借家契約は、「絶対X年で出ていく!」と住む期間が決まっている人には良いと思いますが、ぶっちゃけ、2年後どうなってるかなんて分からないですよね(‘ω’)?状況が変わって長く住み続けたくなっているかもしれないですし。またX年後には新しい住まいを探したりの手間、そして引越もお金がかかりますし…それならわざわざ「定期借家契約」の物件に住む必要はないのかもって思います。
定期借家契約でも中途解約は特約があれば出来ますが、「Xか月前の予告期間」「残りの期間に対する賃料を違約金として払ってね」なんて契約内容があれば、途中で退去したくなっても無駄な費用が発生してしまうことも。(僕の場合それがなかったのが救い。) イマイチ融通が利かないというか…。
定期借家契約は、大家さんなど貸主側からしたら定期借家契約のメリットは大いにあると思います。家賃滞納・騒音・部屋を綺麗に使わないなどマナーを守らない借主に「あなたマナー全然守らんし、もう契約満了で出てってー。再契約ないよ?」と、質の悪い住人を追い出して、住まいの環境・治安を保つことができます。借りる側もマナーを守っていれば再契約をして住み続けることは出来ます。
さんざん「定期借家は嫌だ」と言いながらも、本来の賃貸契約ってこれがあるべきすがたなのかな?とは思います。やはり不動産を扱う上で借主リスクって怖いですもんね。「普通借家契約」は貸主の大家さんには不利 (借主優勢) すぎる気がするわけです。
とはいえ、僕は大家でもオーナーでもないので、あくまで「借主」の立場からの考えをつづりましたが「次は定期借家は選ばない」と決めて、これも一つの希望条件として次の住まい探しを始めました。だって長く住むつもりだったのに、それが出来ないってことでバタバタと引越に追われて辛かったですもん(‘ω’)
なので、この二つの契約のうちどちらになるかは必ずチェックしたほうがいいです!定期借家契約は「再契約は双方が合意したら出来る」とあっても、貸主さんが気変わりしちゃったら「やっぱごめん、出てってもらうわ」なんてこともあります。特に長く住みたい人は注意です!
条件の優先順位を絞ろう
まず前提として「全ての希望条件に当てはまる物件はほぼない」と割り切っておくことって大事です。でも「これだけは譲れない!」というような条件 (軸) をしっかりと持っておくのも大事で、これがしっかりしておけばブレずに部屋探しに構えることができます。
部屋探しの条件のあれこれ
人により条件の列挙は様々だと思いますが、だいたい部屋探しの大手サイトなどでのチェック項目は共通です。大まかにカテゴリーに分けるとこのようものがあるのかな?と思います。
家賃 (+ 管理費)/敷金・保証金無し/仲介手数料/礼金なし/更新料/初期費用カード決済可/家賃カード決済可/保証人不要
住まいのエリア (どの区市町村に住むか)/駅近・公共交通機関が便利/ショッピング (スーパー・ドラッグストア・商店街など)/病院/会社・学校 (学区)・保育園・幼稚園/閑静/飲食店/行政施設・銀行・郵便局など/図書館・公園など/治安関連 (特に夜間)
2階以上/駐車場・駐輪場・バイク置場/エレベーター/バルコニー/敷地内ゴミ置場/宅配ボックス/築年数/構造 (鉄筋コンクリート・鉄骨・木造ほか)/オール電化・都市ガス・プロパンガス/オートロック/家具家電付き/オートロック/管理人有無/TVモニタ付きインターホン/防犯カメラ
間取り/広さ/部屋の向き/角部屋/フローリング/窓の数・位置/コンセントの位置/ロフト/防音室/エアコン/家具家電付き/収納の数・多さ
バス・トイレ別/独立洗面台/室内洗濯機置場/温室洗浄便座 (ウォシュレット)/浴室乾燥機/追い炊き風呂/ガスコンロ/IHコンロ/コンロの数/キッチンの広さ/カウンター
女性限定/デザイナーズ物件/ペットOK/インターネット接続関連/CS・BS・ケーブルTV/2人以上の入居可 (シェア) など
まずは、これらの中から「譲れない重点項目」と「できればこだわりたい」を洗い出していきます!僕の場合は、まずマストとベターの条件として下記に絞りこんでみました。
費用・契約・決済関連
- 家賃 (+ 管理費) はお手頃ならベター (条件次第で予算のオーバー (+5,000~6,000円) は許容)
- (敷金・保証金はしょうがないにしても) 礼金払うのは嫌 !ただし、家賃が礼金相当安かったり、相当まともな物件なら考える。
立地条件・環境
- 徒歩で日常生活のほとんどを完結させたいので、那覇市内中心 (国際通り徒歩圏内) が絶対条件
施設関連
- 湿気が嫌なので2階以上は絶対
- 駐輪場・バイク置場/エレベーター/バルコニー/敷地内ゴミ置場あたりはあればベター、なくてもOK
- 出来ればオール電化・都市ガス物件がベター (プロパンガスは高いため)
部屋
- 和室ではなくフローリングが絶対条件
- エアコン付きは絶対条件 (自分での設置は嫌なのと、沖縄の夏はエアコンなしじゃ無理!)
- 収納は多いほうがベター、部屋の広さや向き、間取りはそこまで気にしない。
バス・トイレ・キッチン周り
- 室内洗濯機置場は必須 (洗濯は毎日したいから)
- バス・トイレ別ならベターだけど、3点ユニットでもOK
- IHクッキングヒーターを使うので、コンロは別になくてもいい
その他こだわり
- インターネットが無料で使えたらベター
- 管理会社と住まいが近ければベター (何かあればすぐ言える・対応してくれる)
こんな感じで、部屋探しの軸となる「マスト」が絞り込めました。
- 礼金は嫌
- 立地条件が大事 (那覇市国際通り周辺)
- 2階以上のフローリング部屋
- エアコン付き
- 室内洗濯機置場は必須
まずはこれらの条件を前提として「ベター」の条件には「どれかかすってくれたらいいな!」くらいで臨みます。
不動産への問い合わせ & 空き状況確認などから、内覧までこぎつけた部屋は3ヶ所。
マスト条件のうち、4つはクリア。大家さんと直接契約出来るということもあり「手数料はタダでいいよ」というありがたいところ。築年数は大分立っているが、中はリフォーム済みなので割ときれい。家賃も安く、ネットも無料…初期費用も安い・大家さんもすぐ近く・立地も良かったのですが、洗濯機置場だけが外ということとお風呂の部屋のタイルが花柄だけがどうしても僕には無理だった…ということで、踏ん切りをつけることが出来ず決断には至りませんでした。でもほんとに安くて穴場物件だとは思いました。
家賃 (+管理費) は予算 +10,000円だが、立地も最高・室内洗濯置場・3階・エアコンもついてる…なんてキラキラしてるんだ!しかも築浅・バストイレ別・ネット無料・部屋も明るい・カウンターキッチン・光もすごく入る・エレベーターもついてる・しかも更新料も要らない!「家賃は予算越えるけど、生活の質上がるならここは理想かも!」内覧の約一週間後に再度不動産にお尋ねすると「実は入居者決まってしまいました…」
悔しいですが、部屋探しは争奪戦サバイバル。潔く負けを認めて次へ行かなくてはなりません。
内覧3ヶ所目で入居を決めて現在住んでいるのがここ。しかも2ヶ所目に内覧に行ったあのキラキラ部屋の真後ろの建物という。マストの条件は全て満たしていました。そして何より、大事にしたのは「直感」です。部屋に入った時に「あ、ここなら住みたいかも」とビビッと来たわけです。
というわけで、間髪空けずすぐに入居申込み & 契約に至りました。しかも、不動産兼管理会社の営業さんに「エアコンが古いなー2005年かぁ…」とこぼした一言をきっかけに、新しいエアコンへの設置を大家さんに交渉してもらえて新品のエアコンに!
「直感」は大事!
もし、マスト条件を全て満たさなくても「ここ住んでもいいかも」と思えたらそこはきっと理想の住まいだと思います。優柔不断の人は、部屋探しでそれはとても不利になります。完璧などないのです!
どうしても譲れないマスト条件を大事にしつつ、他は柔軟に「満たせばラッキー」という心構えって本当に大事。もしマストの条件を全て満たしていなくても、「自分がそこに住んで生活をしていることを想像できる部屋」は、きっと直感的に「理想の部屋」だと認識しているものと思っていいです!
「他にもっといいところあるかも」と思っているうちに、「やっぱり前見たとこがよかった!」なんてことになると時すでに遅しなのです…。
もう一度念のため、希望条件に100%当てはまる物件をベストタイミングで見つけるのは厳しいです。
家賃がお手頃なのはお財布に優しいけど…
「家賃」は生活費の支出の中でも大きなウェートを占めるもので「安くていい部屋に住みたい」とは誰でも思うものです。僕ももちろんそうなのですが、「予算オーバーでもこれだけ払えばこの部屋に住める」と思うと、案外許容範囲が広くなるのではないでしょうか。
部屋は毎日の衣食住の中心で、自分自身の心身の安定を保つための大事な空間です。「生活の質」を考えると、実はあまりケチらないほうがいい部分だと思います。
僕の中で「立地条件」はとても大事。実際に似たような間取りで、市内中心から離れたエリアの賃貸物件を見ると、家賃が10,000円以上安かったです。それでも、僕が立地にこだわるのは「生活環境」を重視しているから。習い事にも取り組みやすいです。そして車を持たない生活をしている以上、どんなに家賃が安かろうが公共交通機関が不便なところに住むことが出来ません。
もし、住みたい部屋の家賃の希望予算よりオーバーしているとしたら…
- 5,000円/30日 (1ヶ月) = 166.66…円
- 8,000円/30日 (1ヶ月) = 266.66…円
- 10,000円/30日 (1ヶ月) = 333.33…円
1日あたり上記の金額をプラスするだけで、生活の質を上げることが出来ます。そう考えると「もう少し家賃の許容範囲広げてみようかな」となりませんか(‘ω’)?
他にも「家賃は高いが都市ガス vs 家賃は安いがプロパンガス vs オール電化物件」で比較すると、お風呂にゆっかりつかりたい人は、ガス代が安い都市ガス物件がよいでしょう。プロパンガスは料金が高いです。(ほんとに) オール電化だと更に光熱費を抑えられますね。
職業柄生活が不規則な人は、曜日が決められたゴミ出しより、建物内にゴミ置場があると24時間好きなタイミングでゴミ出しが出来て便利ですよね。これも家賃が高くなってもそれに見合う価値のある施設サービスでしょう。セキュリティを重視するのであれば、オートロックの物件を選ぶなど、家賃にこだわりすぎないほうがいいです!
「家賃が高い」と思っても、別の視点から見て総合的に判断するのはとても大事です!
家具家電付き物件の意外な落とし穴
「家具家電付き物件 (レ●パレスのような)」 っていちいち買いそろえる必要もなく、初期費用が抑えられ入居時は楽なのですが、何か家具・家電類にトラブルがあったときが意外と厄介です。僕も以前、冷蔵庫 (止まる) と洗濯機 (排水できない & 水漏れ) が同時で起き、不便を強いられました。かといって自分所有の家電ではないので、買い替えやメンテナンスを自由に行うこともできず。管理会社の対応を待つまで時間がかかりました。元々家電にガタがきていたこともあり (経年劣化みたいなもの)、しかも管理会社や大家さんもいちいち新しいのを買うのは後ろ向き。更にはエアコンまで水漏れして夏場に苦しい思い。エアコンの水漏れがひどくて泣く泣く近くのホテルをとって数日間避難する羽目に。
家具家電付き物件に住む場合は、物件の築年数や家電の劣化具合はしっかりみたほうがいいです。10年以上とかだと「家電は不具合ないですか?大丈夫ですか?」と念押しして確認しましょう。
「良い部屋が見つかったら引っ越そう」はズルズルのもと
「引っ越すぞ」「一人暮らしをするぞ!」決意してから行動に移すって本当に大変。賃貸探しのサイトなどを漁っていても、妄想だけが膨らんでなんだかんだ言い訳をしてしまい、「良い部屋が見つかったら…」のスタンスですとなかなか動けないものです。
部屋探しは短期決戦が命!引越の時期をバシッと決めて即行動がカギ!
「人気の部屋 = みんなも住みたい部屋」なので、すぐ埋まるか既に埋まっている可能性は大です
こんなとき「イラッ」とする
不動産に問い合わせしてもすぐに返事こない、あるいはそのまま無視されるパターン、そういうレスが悪い不動産は早めに見切りをつけたほうがいいです。そして、注意したいのが「既に埋まってるのに、まだ掲載されている物件」で引っかかるパターン。これは問い合わせも無駄になりますし手間がかかるだけです。不動産も仲介のところがほとんどなので、毎日の情報更新に追いついていないと思います。そして、申し込むか申し込まないか分からない人にいちいち最新アップデートなど面倒は見てくれません。厳しい。
引越の時期・タイミングでオススメは?
ご存知の通り、年度末 (入学・入社・異動のシーズン) などは引越業者さんも非常に忙しいシーズンで、代金も跳ね上がる時期です。気候的にも比較的安定してますもんね。
僕は12月中旬・平日 (時間帯指定無し、引越日の数日前に業者から連絡) で引越をしましたが、比較的空いていて値段も据え置きでした(‘ω’) 業者さんに聞いてみると、年末はやや繁忙期だが、正月休み明け~1月末は閑散期だそうで。平日を狙えば更に安いかもしれません。空き部屋があるかどうか動きもやや鈍そうですが…。
個人的には、夏場に引越をするのは絶対避けたい!と思いました。何より暑い!これに耐えきれないだろうと思い、部屋の退去期限が決まった直後から「冬の間に引っ越そう」とずっと考えていました。もう作業のこととか色々考えると、夏場の中で箱詰めや荷物の運び出し、整理整頓、設置など考えると想像もできません…
まとめ
部屋探し~引越って本当に大変だなとつくづく感じます。しばらくはしたくないです。「果報は寝て待て」は通用せず、自分から積極的にアンテナを張る・動くを心がけないと前進できません。
部屋探しのポイントなども、人によってそれぞれ重視することが違ったりするので、まずは自分の条件と向き合いながら、欲張りすぎない程度にしぼっていくと理想の部屋が見つかると思います。良い部屋に巡り合えますように!