台湾といえば「九份(九份老街/ジョウフェンラオジエ)」が有名ですね!あのジブリ大作「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所…なんて言われていますが、実際真偽は謎という。公式説明なんかありましたっけ(‘ω’)?本当かどうかは置いといて、あのノスタルジックな光景に「台湾に行ったら絶対に訪れたい場所」として観光ルートの候補に加える人も多いですよね(‘ω’)日本人が大好きな観光スポットであることは間違いありません。
大体は台北市内から九份(九份老街)へ…というパターンになると思いますが、アクセス方法は全然難しくありません。ハードルは高くないので楽に行けますよ(‘ω’)九份行きの人はみんな同じような所で乗り、同じところで降りますからね(‘ω’)!
- バス(1062番・965番)1本で
- タクシーでの乗り合いで楽々スイスイ(所要時間:約1時間程度で行けるそうです)
- ツアー利用で旅行会社にお任せパターン
- 台鉄(電車)で瑞芳站まで行ってそこからタクシーあるいはバスに乗り換えて
今回は個人旅行のフリープランの予定組みを想定して「バス」を利用しての行き方をまとめてみたいと思います(‘ω’)
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1062番のバス(基隆汽車客運)
最もポピュラーな方法の「捷運(MRT・地下鉄)板南線(青)/文湖線(茶):忠孝復興站(2番出口・H乗り場)」から乗車が可能 -
965番のバス(台北客運)
2018年9月からバスの新路線・965番のバスが開通!「MRT板南線(青):府中站(1番出口)/板橋站(2番出口の板橋公車站・バスターミナル)/西門站(2番出口)」「MRT松山新店線(緑):北門站(2番出口)」などから乗車が可能 -
ICカード(悠遊卡など)をコンビニなどでゲット & チャージして乗車がGOOD!
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所要時間は1時間半~2時間くらい(※交通事情によって所要時間は変わります)
目次
1062番(基隆汽車客運:MRT忠孝復興~金瓜石)
九份行きのバスといえば最もポピュラーかつお馴染みなのがこの1062番のバスです(‘ω’)!僕も以前九份へ行った際にはこちらの1062番のバスに乗って行きました!乗車場所も比較的分かりやすく、九份行きの日本人の群れを見かけることが多いので「あっ、あそこか」ときっとすぐにわかりますよ。
乗車場所
捷運(MRT・地下鉄)板南線(青)/文湖線(茶):忠孝復興站(2番東出口)となります(‘ω’)!
2番出口を出てすぐにバス停(H)があるので、そこから1062番:九份(Jiufen)金瓜石(Jinguashi)行のバスに乗ります。下記のような案内板がありますよ!
↑2番出口はこんな感じです。
↑人が並んでいます。
ちなみに、バス停の前にはタクシーのおっちゃんたちが九份行きのタクシーの勧誘をしてくるので、複数名であればバスを待たずしてタクシーに乗っていくのも全然ありだと思います!僕は利用したことないですが、おそらく時間的にはタクシーのほうが早い(友人曰く、1時間以内で九份まで着ける)と言っていました(‘ω’)費用的には少しタクシーのほうが高くつくと思いますが 「時は金なり」 ということでその時のスケジュールに合わせて利用を検討するのも良いと思います。それでもバスがいいということで、不要なら不要できっぱりお断りしましょう。
所要時間・運行間隔
所要時間は約1時間半~2時間ほどを見込むとよいでしょう。僕が以前1062番で向かった時には確実に1時間以上かかっていたと思います。運行本数は比較的多いですよ!
- 平日:始発 0655/終発 2115
- 週末・公休日:始発 0710/終発 2055
- 運行間隔:ピーク時(15分~20分)/オフピーク時(20分~30分)
- 平日:始発 0600/終発 2130
- 週末・公休日:始発 0630/終発 2130
- 運行間隔:ピーク時(15分~20分)/オフピーク時(20分~30分)
運賃
MRT忠孝復興站➡九份老街であれば、NT$101(2018年10月現在)となります!台湾ドル×4換算で日本円で約400円ちょいですね(‘ω’)復路も同額です。運賃改定があるかと思いますが大体このような運賃設定のイメージで良いと思います。下記サイトの1062番路線の「票價表」を見ると運賃テーブルがありますよ!
また、ICカード(悠遊卡 – Easy Cardなど)の利用が出来るので小銭を用意する必要がありません。必ずコンビニなどでゲットしておいてチャージして乗車しましょう!乗車時・下車時に所定のカードリーダーにタッチすればOKです!
かつて台北旅行にあまり慣れていないとき、バスに乗る時にいつも「タッチのタイミングが分からない!乗車時・降車時どちらか迷うし、毎回違う気がするんだけど…」と思っていたのですが、バスに乗車したときに上を見上げると「上下收費」と書かれています。その時「上」「下」「上下」の3パターンでどう点灯しているのかでいつタッチすべきかが分かります。
- 「上」が点灯している➡乗車時にタッチ
- 「下」が点灯している➡降車時にタッチ
- 「上下」が点灯している➡乗車時・降車時ともにタッチ
台北・新北エリアでは乗車時も降車時どっちでもタッチしてもいいかもですね。僕も周りの人見様見真似だったりします(‘ω’)
補足
本数も多く、九份行きのバスとしてお馴染みの1062番ですが観光シーズンやライトアップの時間帯の到着を狙うとなると大混雑必至でバスを何本も待たなければならない…というようなことも。そういった時はタクシー利用(周りに乗り合い出来る人がいないか声かけなども)はアリだと思います!やはり「あの時間帯のあの風景が見たい!」という人が多いと思うので乗車タイミングが集中してしまうのは仕方ないと思います(‘ω’)
965番(台北客運:板橋~金瓜石)
今までは1062番のバスがメジャーな手段だったのですが、2018年9月から新しく開通した路線がこの965番です。台北の渋谷的ランドマークである西門町エリアからもこのバスに乗車することで九份へ行けるようになりました(‘ω’)!
乗車場所
捷運(MRT・地下鉄)板南線(青):府中站(1番出口)/板橋站(2番出口の板橋公車站・バスターミナル)/西門站(2番出口)」「MRT松山新店線(緑):北門站(2番出口)」など各駅から乗車出来ます。下記地図は、観光客が訪れることの多い西門町周辺の地図で、西門站(2番出口)を出てやや南方面に歩くと國軍英雄館そばにバス停があるようです。
所要時間・運行間隔
所要時間は約1時間半~2時間ほどを見込むとよいでしょう。同じ台北市内出発なので1062番を利用したケースと所要時間はあまり大差なさそうですが、運行本数については1062番に比べて965番は頻度は少なめですね。ただ、西門町エリアを散策してから九份観光を検討している方にとっては便利ではないでしょうか。
- 平日:始発 0600/終発 2100
- 週末・公休日:始発 0700/終発 2100
- 運行間隔:ピーク時(30分~40分間隔)/オフピーク時(40分~60分間隔)/週末・公休日(30分~40分)
運賃
板橋・西門などの台北・新北市内➡九份老街片道であれば、NT$90(2018年10月現在)となります!台湾ドル×4換算で日本円で約360円ちょいですね(‘ω’)復路も同額になります。運賃改定があるかと思いますが大体このような運賃設定のイメージで良いと思います。下記サイトで路線ルートや運賃や運行間隔といった詳細が載っているのでご参考に!
こちらも乗車にはICカードの利用がオススメ、悠遊卡(Easy Card)をゲットしておきましょう(‘ω’)!
補足
MRTのいくつかの駅から乗車できる965番ですが、LED看板で観光客のために中国語・英語のみならず韓国語と日本語の案内もしてくれるそう。これは日本人観光客にとってありがたいですよね(‘ω’)割と乗車する場所が混雑しがちな1062番パターンに比べて、965番は乗車場所によってゆったり乗れそうな気がします。特に始点となるMRT府中駅から乗車するというパターンを考えておくのもありかもです。予めスケジュールを調べておいて府中駅まで行っておいて、少しばかり時間を潰しながらも始点からちゃんと座席を確保するというものです。特にピークの時間帯の場合、忠孝復興站まで行かず最初から965番狙い・MRT府中駅から乗るほうが意外と早くつくかもしれないですね。
下車場所
1062番・965番ともに下車する場所は同じで「九彬老街(九份老街)」というところになります。そこでたくさんの乗客が降りていくのですぐにわかると思います(‘ω’)!地図で言うとここらへんですが、人の流れに身を任せてOKです。バス停からすぐにちょい前方へ歩くと九份老街の入口につきますよ!もうこの時点で人がワンサカ!
1062番と965番どちらに乗る方がいいの?
路線バスのパターンが増えたことは観光客にとってありがたいことですが「1062番と965番結局どちらがいいんだろう?」と迷う人もいると思います。
- 運行間隔が短く、本数が多い➡1062番
- 乗車場所がすぐわかる(人が多い)➡1062番
- 運賃が少しだけ安い➡965番
- 混雑を少しでも避けたい➡965番
九份に向かう前にどこにいるかによって最寄りの乗車場所が変わると思うので、どちらも実際に利用する時の状況によります。それぞれを比較して利用しやすいと感じるところで良いと思いますよ!
九份老街観光のポイント
九份老街に到着すると、小さな路地を進みながら周りをキョロキョロしてお店を覗いたりたくさんの人とすれ違ったり、時にゴミ収集車が後ろからクラクションを鳴らして突っ込んできたり、スピードを出しているバイクがするするとやってきたり…そこそこカオスな観光をすることになると思います。中の道は割とシンプルでメインの通りは人の流れが一定ではありますが、なかなか狭いので意外と疲れます。
撮影スポットなんかも人の流れに任せていくとすぐに到着できるので、実際に行ってみて散策しながら楽しむとよいと思います(‘ω’)僕自身はあまり九份で美味しいものを食べたりせず、ちょっとドリンクを買って「あー暗くなると雰囲気出るねー!」という感じでまったりしていました。(実際は一度しか行ったことないですが)
観光を楽しんだ後…が本当の勝負かも。帰りがやばい!
夕暮れ時に九份着~夜(ライト消灯)までが混雑のピーク時となり、九份老街は激混み必至となります。観光客が同じ時間に来て同じ時間に帰るため、行きより大混雑なのが台北市内戻りのバス(1062番・965番)です。1つのバスに乗るのには座席数に限りがあるので、何本も逃して逃して…を繰り返すことになるケースもあります。
「タイム・イズ・マネー」ということで、バス待ちに時間をかけるのはなんだかもったいない気がするので潔くタクシーに乗車(乗り合いメンバーはきっとすぐ見つかるはず)するのもいいと思います。
まとめ
九份への行き方は全然難しいことなく、心配無用で行けます(‘ω’)ICカードを入手 & 往復分の運賃以上のチャージを予め準備しておけば乗降車時に手間もかからないので、そこだけをしっかりしておくとOKです!
九份老街観光は「THE 台湾」を感じられる必見スポットですが、正直いうと個人的には「1回行けば十分かな?」というのが感想。というのも、九份観光で昼過ぎ~夜の時間をそこそこ費やすことになるので他にもやりたいことがある場合にはちょっと時間に拘束されてしまい不便なんですよね。